2023-07-19

Spells and Charms HAIRCUT Ver.

Spells and Charms HAIRCUT Ver.

魅力 魅了 まじない 呪文 魔法 魔法使い 惹きつける 不思議な力 魔除け 御守り 心を強くしてくれるもの 心を安定させてくれるもの 

クリーミーマミやひみつのあっこちゃん。姫ちゃんのリボンやセーラームーン。ヒロインが変身する時に唱える呪文とミラーコンパクトやステッキ。アニメのヒロインやアイドルに憧れたり、変身願望があったあの頃。大人になった今、変わったことは別の誰かではなく、自分の人生を豊かにしたいということ。時には誰かに頼ってみたり、何かに縋ってみたりすることもある。ちゃんとそれが自分の力になることをわかっている。自分の心を強くしてくれるお守りや言葉、惹きつける魅力。それを持っていたり、人に与えることが出来る方々をゲストに迎えました。SWEETS編、HAIRCUT編、HOMETOWN編と3部作でお届けいたします。

「髪型やカラーは、その時の気分やファッションで。細かい部分は、20年以上お世話になってる美容師さんにお任せすることが多いです。」

1か月に1度の頻度で素敵にヘアスタイルを楽しんでいるacoさん。今はチャレンジはしなくなったと話してくれたacoさんだが、バリエーション豊富な今までの髪型を含め、今の髪の悩み、ケア商品について紹介してくれました。

今までの髪型

今は何十年かぶりに伸ばしてますが、ずっとショートかボブ。基本は短めに惹かれるみたいです。特にショートの頃は、『恋する惑星』のフェイ・ウォン、『ギルバートグレイプ』のジュリエット・ルイスのように、90年代の映画を参考にしてました。

オレンジカラーの姫カット
インディゴブルー
ラインを揃えたボブ
レイヤーカット

髪型、髪色を変える時に気をつけていること

自分に合ってるか、下品に見えないかと気を付けています。

髪の毛の悩み

今は白髪問題。私の中でこの先も悩んでいくであろう永遠のテーマです。どうしても好きなカラーが出来ないので、今は白髪染めは使いません。それはそれで気にせず、長い間担当してくれている美容師さんを信頼しているので、色ムラさえも楽しむことが出来ています。

おすすめヘア商品

VALERIE / NEST original hair&body natural oil

私が通う美容院のオリジナルオイルです。髪や身体にもオールマイティに使え、香りが良くてベタつかず、それでいてしっかりまとまる、という夢のようなオイル!オイル特有の重たさがなく、梅雨も怖くなくなりました。これは胸を張って紹介出来ます。

「ボトルの見た目も、珍しい緑色のオイルが目を惹く。」

ヘアアレンジ

グリーンのトップスに合わせ、ポップなイメージで夏らしくアレンジしてもらいました。結果、ジェニ!笑

acoさんの幼少期や思春期の憧れの存在

【シティーハンターの冴羽獠】

永遠に私の理想の男性。母性本能をくすぐる。容姿はもちろん、絶対的な強さと明るさ、その向こうにある深い影。善悪の判断が出来て、どんな大きな組織にも屈しない精神力と一匹狼な面。助けたいという強い信念でどんな人からの依頼も平等に受けるところが好き。(美女からしか受けないのは、たぶん表向き笑)

心を強くしてくれるもの、安定させてくれるもの、お守り

初めて仕事で行った海外で、ホームステイしたファミリーが作ってくれた写真や手紙が入ったアルバム。訳のわからぬまま行った知らない土地で悩んだり、時には泣いてる私を見守り、励ましてくれた温かさが、20年以上経った今でも私を強くしてくれている。

心を強くしてくれる言葉、安定させてくれる言葉、自分の信念や座右の銘

【岡本太郎の「自分らしくある必要はない。むしろ『人間らしく』生きる道を考えて欲しい。」】

自分らしさとはなんだろう、と10代後半から自問自答し続け、もちろん答えは出ず。仕事を始めた20代。人とは違ったことを見つけなくてはいけないと焦り、でも結局人より飛び抜けてすごいものなんてなかったし、自信を持てるものが何もなかった。30代では結婚と出産を経て、少し落ち着いた自分に突きつけられた現実がこれまた、平凡な自分。

そんな時に出会った岡本太郎のこの言葉。何か特別なことをするとか、大きな個性はなくても、学びながら、子どもと共に成長したり、人への優しさ、平等に接する心、常に感謝の心を持つ。そうやってシンプルに人間らしく生きていけばいいんだ、って。無理に自分らしさを探さなくてよくて、今の自分が自分らしさ。後から詳しく調べてみると、岡本太郎さんの意図するものとは違っていたのですが、自分の都合のよい解釈で、自分を好きになれて、自分を助けることになった大事な言葉です。

Photo&Text : aco
Text & Edit & Artwork : Sonoka Takahashi

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