ビションフリーゼの女の子・コロちゃんとカフェ好きなママによる、
【犬と一緒に行ける東京のカフェ・4選】
目黒区駒場1−16−7エマーレ駒場1F
「店員さんが何よりドッグフレンドリーで、コロが行くと、コロちゃーんって声を掛けてくれる。人が大好きなコロは大喜び。そして食事もとっても美味しい。」
病
人や動物が大好きなコロちゃん。実は、2歳になる前に病気を患い、闘病をしていました。闘病中は壮絶な1年間だったという。
「コロは、2歳直前に自己免疫性疾患という人間にも起こる病気になりました。本来、自分を守ってくれるはずの免疫が暴走し、自分を攻撃してしまう恐ろしい病気。さまざまな症状が出て、ステロイドという強い薬を飲み続けたことによる併発、肺炎や腫瘍や細菌感染なども起こりました。その結果、入退院を何度も繰り返し、最終的には大学病院のICUで3週間生死も彷徨うところまで。3歳目前に死を覚悟するところまでいきました。」
病院から一緒に帰宅しても急変して夜中にすぐ戻ることが何ヶ月も続いたこともあったそう。
「今考えると、ほとんど寝てない時期もありました。仕事をしながら、入院中のコロの面会に行く調整が大変な時もあったけど、コロが辛い思いをしない、良くなることだけを考えてたので無我夢中でした。
コロの闘病を通して思ったのは、病院選びの大変さ。病気にどう向き合ってもらえるか。一時期、原因不明の症状が多発し、対処療法のみ。ただ薬を飲まそう、という状態になっていました。目的と手段が考えられてない。
動物病院を否定している訳ではなく、お医者さんも経験したことのない症例はある。でも獣医さんや病院側が他の病院に行った方がいい、ということは稀。だからこそ、飼い主が判断しなきゃいけない。セカンドオピニオン、サードオピニオンは本当に大事。40度以上の高熱が何週間も続き、もう危ないというタイミングで、大学病院を紹介してもらいました。そこの大学病院の先生達、研究者が凄い方々で、コロを助けてくれました。私が生まれてきて、一番感謝してるのは大学病院の先生達です。あの方々がいなかったら、コロはいま生きていないんです。」
一緒に戦ってくれる医師や納得のいく治療法を自分から探しにいくのは、本当に大事なこと。セカンドオピニオンやサードオピニオンを患者から提案することを、医師に遠慮をしないこと。そして、飼っている犬が病気になることは、人間と同じように、起こりうることだ、と話す。
「犬の病気は稀なことではない。病院に沢山通わなければいけないので、勿論お金もかかる。自分の時間よりも、優先しなければいけないことも沢山ある。自分も飼ったら、そういう可能性もあるんだよってこと、犬を飼いたいという友達がいた時は、敢えてコロの闘病の話をしています。」
コロと歩むこれからの時間・働き方を見直す
今までの働き方を変えないと後悔すると、コロちゃんの病気がきっかけで、事業を始めることを決意したママ。
「コロが病気になってから、生きていることが当たり前と思ってることが、大きな間違いだと気が付きました。コロと出来るだけ一緒にいれる時間を作って、コロに幸せと感じてもらう時間を1秒でも多く作りたい!と自分で事業を始めようと思いました。日本にいる犬達が家族と過ごせる場所を作っていきたい。飼い主も犬も、居心地良く過ごせる場所を作っていきたいと思っています。今、準備を進めている最中です。」
そして、今年4歳になったコロちゃんがいない人生は考えられない、大事な娘だと語ってくれた。
「反抗してくる時もあるのですが、それはそれで元気な証拠。コロは病気をしていたので、朝起きた時、お腹をおっぴろげて寝ているのを見るだけで、とても幸せなんです。」